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企業内保育所や院内保育所のイベントをスケジュール形式で紹介!具体例や成功させるポイントも解説

企業内保育所や院内保育所では、子どもたちの成長を促し、保護者や企業とのつながりを深めるために、さまざまなイベントが開催されます。イベントは年間を通じて計画的に実施され、子どもたちの社会性を育むために重要な役割を果たします。

しかし、保育園の新規開設にあたって、どのようなイベントを開催すればよいのかわからず、困っている担当者の方は多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、企業内保育所や院内保育所で行われるイベントの具体例やスケジュール例を紹介します。成功のポイントや注意すべき点についても詳しく解説しているので、イベントの企画に悩んでいる方や、新たなアイデアを探している方はぜひ参考にしてみてください。

なお、イベントが豊富に行える保育園を目指している方は、ぜひ一度「タスク・フォース」にご相談ください。全国で約120園の保育園運営を行っている実績から、イベントに限らず貴社に最適な運営形態やサービスをご提案します。

興味がある方は、ぜひ以下のリンクから詳細を覗いてみてください。

企業内保育所や院内保育所のイベントスケジュール例

企業内保育所や院内保育所で行われるイベントは、一般保育所で行われるイベントと比較して大きな差はありません。具体的な年間スケジュール例は、以下のとおりです。

イベント
4月入園式、春の小遠足
5月保育参観・懇談会、交通安全教室、子どもの日パーティー
6月虫歯予防教室、個人面談、時の記念日
7月プール開き、七夕パーティー、プランタ菜園開き
8月夏祭り
9月敬老会、親子お楽しみクッキング
10月運動会、ハロウィンパーティー、社会科見学
11月カルタ大会作品展
12月クリスマス会
1月書き初め、正月遊び
2月節分パーティー(豆まき)、保育参観・懇談会
3月ひな祭りパーティー・卒園式

季節に応じたイベントや、保育所外との交流を促すイベントが開催されています。企業内保育所で行われるイベントでは、社内見学のように、その企業独自のカリキュラムが組まれていることもあります。

企業内保育所や院内保育所で実施するイベント

企業内保育所や院内保育所で行われるイベントは、大きく以下の3つに分類可能です。

  • 季節行事
  • 企業内・院内イベント
  • 課外イベント

それぞれの具体例や実施目的を理解できると、年間スケジュールを組みやすくなります。順番に見ていきましょう。

季節行事

企業内保育所でも、一般保育園と同様に季節ごとの行事を開催します。季節ごとのイベントの具体例は以下のとおりです。

季節行事
春の行事入園式、春の小遠足、子どもの日
夏の行事夏祭り、プール開き、七夕
秋の行事運動会、ハロウィン、作品展
冬の行事クリスマス、お正月、卒園式

季節行事では、子どもたちが季節の変化を感じたり、伝統文化に触れたりする機会を提供します。七夕やクリスマスなどの行事を通じて、文化的な背景を学んだり、五感を刺激して好奇心や興味を育んだりするのが目的です。

企業内・院内イベント

子どもの社会性を促すために、保育所内で独自に実施するイベントもあります。企業内保育所や院内保育所では、独自に定例で行っているイベントのほかに、企業に関連したイベントを実施しているところも多いです。具体例は以下のとおりです。

イベント詳細
クッキングイベント旬の食材の調理を通して、手伝いを促す
歯の検診や健康指導健康管理や歯磨きの自立を目的としたイベント
交通安全教室交通ルールの学習を促すイベント
親子参観親子の交流を促すイベント
社会科見学保育園を設置している企業や外部の交流イベント

子どもに学習の機会を与えたり、実際に体験させたりすることを目的としたイベントが開催されます。

各行事には、明確な教育的目的が設定されているのが特徴です。例えば、クッキングイベントでは家庭内で手伝いをする動機の提供、歯科検診では歯磨きの重要性を伝える、などが挙げられます。

課外イベント

企業内保育所や院内保育所のなかには、屋外でのイベントを設けているところもあります。課外イベントは園庭ではなく、園の外で実施されるイベントを指します。具体例は、以下のとおりです。

  • 遠足(動物園、水族館、博物館、キッザニアなど)
  • お泊り保育
  • 芋掘り大会

ただし、企業内保育所は立地や親御様の都合で、一般的な保育園よりも課外イベントは少ない傾向があります。

企業内保育所や院内保育所でもイベントをたくさん行いたい、という方は、ぜひ一度タスク・フォースにご相談ください。タスク・フォースでは、複数施設を交えたキャンプや運動会など大規模イベントを定期的に開催しています。

実際に開催しているイベントの様子はこちら

子どもたちだけでなく、保護者への負担も配慮したイベントが開催できます。興味がある方は、以下のリンクからぜひ詳細を確認してみてください。

詳細・ご相談はこちら

企業内保育所や院内保育所でイベントを行う目的

企業内保育所や院内保育所で行うイベントには、以下のような目的があります。

  • 子どもの社会性や協調性の促進
  • 保護者とのコミュニケーション活性化
  • 福利厚生としての企業イメージ向上

順番に見ていきましょう。

子どもの社会性や協調性の促進

企業内保育所でのイベントは、子どもたちの社会性や協調性を育む重要な機会です。集団での活動を通じて、子どもたちは他者との関わり方を学び、友達とのコミュニケーション能力を高められます。

実際、「公益財団法人 ソニー教育財団」が公表している資料でも、イベントを通じて子どもたちの社会性や協調性が促進された事例が多く紹介されています。ほかにも、環境省が公表している事例集によると、森や田んぼなど、屋外でのイベントを通してさまざまな学びを得られているケースが多いです。

イベントで得られる体験は、将来的な人間関係の構築にも役立ち、子どもたちの成長に役立つでしょう。

保護者とのコミュニケーション活性化

企業内保育所でのイベントは、保護者同士や保育士とのコミュニケーションを促進する場でもあります。イベントを通じて、保護者は子どもたちの成長や日常の様子を共有し、情報交換が可能です。

また、同じ企業に勤める保護者同士が交流すると、育児に関する悩みや経験を話し合う機会が生まれ、相互支援のネットワークが形成されます。2015年に「保育科学研究」で公開された論文でも、保育所で行われるイベントは、保育士と保護者、保護者同士のコミュケーションを促進する効果が示唆されています。

イベントを通して信頼関係を構築し、より子どものためになるような教育を提供できるようになるでしょう。

福利厚生としての企業イメージ向上

企業内保育所でのイベントは、福利厚生の一環として位置づけられ、企業イメージの向上につながります。育児支援を積極的に行う企業は、従業員に対する配慮があると評価され、求職者からの関心も高まるからです。

例えば、イベントが少ない保育所よりも、定期的に行事が開催されている保育所の方が、「子どもに多くの学習機会を与えられる」という観点で、保護者から支持されやすいです。イベント開催にあたって生じる親の負担にも配慮されていると、なお興味を引きやすいでしょう。

子どもたちと保護者が参加できるイベントを通じて、企業が育児支援に力を入れている姿勢を示せます。

企業内保育所や院内保育所で行われるイベントの事例

ここでは、全国で保育所の運営や企業内・院内保育所の委託運営を行っている「株式会社タスク・フォース」の事例を紹介します。

タスク・フォースでは、7月には1泊2日のグローアップキャンプ、10月には家族大運動会を、複数園合同で行っています。

グローアップキャンプの様子

家族大運動会の様子

キャンプでは、4歳〜小学4年生の子どもたちが集まってキャンプをして、親と離れて過ごす機会や自然と触れ合う機会を提供します。子どものコミュニケーション能力や自立を促すだけでなく、保護者のリフレッシュ時間を作る効果も期待可能です。

また、家族大運動会は、エリアによっては3,000人が参加する大規模な運動会です。美味しい屋台やキッチンカーが出るため、親もお弁当を用意する負担などが減り、お祭りのように楽しんでもらえます。

イベントについてもっと詳しく知りたい方は、以下のリンクから確認・資料請求をしてみてください。

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企業内保育所や院内保育所でイベントを行う際の懸念点

企業内保育所や院内保育所でイベントを行う際の懸念点として、以下の3つが挙げられます。

  • スペースや参加人数に制約がある
  • コストが限られている
  • 事故やトラブルの可能性が増加する

懸念点を理解しておくと、事前に対策できます。順番に見ていきましょう。

スペースや参加人数に制約がある

企業内保育所や院内保育所でのイベント開催において、最も大きな懸念点はスペースの制約です。多くの企業内保育所はオフィスビル内やその近隣に設置されており、広い活動スペースの確保が難しくなっています。

また、保護者の出勤日や勤務時間に合わせた場合、参加者が限られてしまうことも。そのため、企業内保育所や院内保育所でのイベントでは、以下のような対策が必要です。

  • 少人数ごとに時間を分けてイベントを開催する
  • 企業の施設を借りる
  • 近隣の公園や公共施設を活用する

規模や保護者の都合に合わせた柔軟な対応が求められます。

コストが限られている

企業内保育所や院内保育所でのイベントは、予算の制約も問題になりやすいです。

イベントの開催には、装飾や備品の準備、食事や景品などの費用がかかります。しかし、企業や病院の予算には限りがあるため、コストを抑えながら満足度の高いイベントを実施する工夫が求められます。特に、企業が育児支援を行うためのコストを抑えようとする場合、イベントの内容や規模が制限されやすいです。

そのため、手作りの装飾を活用する、無料でできるゲームやアクティビティを多く取り入れるなど、低コストでも楽しいイベントを開催出来るように工夫しましょう。

事故やトラブルの可能性が増加する

イベントでは、子どもたちが普段とは違う環境で過ごすため、事故やトラブルのリスクが高まります。特に、運動を伴うイベントでは転倒や衝突による怪我、食事を伴うイベントではアレルギーへの配慮が必要です。

安全対策として、スタッフの役割を明確にし、子どもたちの動きを常に把握できるようにすることが大切です。また、万が一の事故に備え、応急処置の準備や、緊急時の連絡体制を整えておきましょう。

企業内保育所や院内保育所のイベントを成功させるポイント

企業内保育所や院内保育所でのイベントを成功させるポイントは、以下の3つです。

  • イベントの目的を明確にする
  • ほかの企業や保育園と差別化する
  • 当日の流れやレギュレーションを決める

順番に解説します。

イベントの目的を明確にする

企業内保育所や院内保育所のイベントを成功させるために最も大切なのは、「なぜこのイベントを開催するのか」という目的を明確にすることです。目的が曖昧だと、内容がまとまらず、子ども達にとっても意義の薄いイベントになってしまいます。

以下のように、目的と手段を明確にしておきましょう。

目的手段
子どもたちの社会性を育む協力やチームワークを必要とするプログラムを取り入れる
保護者との関係性を深める親子参加型のイベントを企画し、対話の機会を増やす
企業のイメージ向上企業の特色を活かしたイベント開催を社外へ発信をする

目的を明確にすると、イベントの方向性がはっきりし、関係者全員がスムーズに準備を進めやすくなります。

ほかの企業や保育園と差別化する

企業内保育所や院内保育所のイベントを成功させるには、他の企業や保育園との違いを打ち出すことも重要です。従業員の募集を目的として保育所を開設している場合、企業や病院ならではの特色を活かしたイベントを企画すると、他にはない魅力を生み出せます。

例えば、企業内保育所なら、その企業の業種に合わせた職業体験イベントを開催することで、子どもたちや保護者にとって特別な経験を提供できます。また、地域とのつながりを強化することも、差別化のひとつ。「消防署」や「農家」などと連携し、地域ならではのイベントを開催すると、子どもたちに新しい学びの機会を与えられます。

他の保育所では体験できない内容を提供することで、利用者の獲得を促進できるでしょう。

当日の流れやレギュレーションを決める

イベントを成功させるためには、当日の流れやレギュレーションをしっかりと決めることが重要です。

具体的には、事前に詳細なスケジュールを作成し、各プログラムの時間配分や進行役を明確にしておきましょう。時間や役割が明確だと、スムーズな運営ができ、事故やトラブルのリスクを減らせます。

当日の流れやレギュレーションは、過去の事例を参考にしたり、経験豊富な保育園委託会社にお願いしたりするのがおすすめです。保育園の新規開設にあたり、「イベント開催でなにを参考にして良いのかわからない」という方は、ぜひ一度タスク・フォースにご相談ください。タスク・フォースでは、約120園の豊富な保育園運営の経験をもとに、企業文化や予算・規模に基づいて保育プログラムを立案・委託運営できます。

興味がある方は、ぜひ以下のリンクからイベントの具体例や運営委託の詳細を覗いてみてください。

タスク・フォースは企業内保育所・院内保育所のイベントも豊富

タスク・フォースは、企業内保育所や院内保育所の運営を多数手がけています。季節ごとの行事や親子参加型のイベント、企業独自のプログラムなど、目的に応じた柔軟な提案が可能です。

限られたスペースや予算内でも実施できる工夫を取り入れ、安全で楽しいイベントを提供。経験豊富なスタッフが企画から運営までサポートし、保護者や企業の満足度向上にも貢献します。保育所の開設・運営のご相談は、ぜひタスク・フォースへお問い合わせください。

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